専門的な話ではありますが・・・1

・アレルギーについて

アレルギーという過敏反応のあらわれかたには、いろいろの種類がありますが、そのもっとも典型的なものとしてアナフィラキシーという現象があります。

この現象は、ピルケーがアレルギーという概念を提唱するうえにも重要なよりどころとなっています。

動物に異種の血清とか、ある種の毒素を注射しておき、ある時日がたったのち、ふたたび同一の物質を注射すると、その動物はたちまち重い症状を起こし死亡することがあるということが、以前からときに観察されていました。

この現象は動物を免疫する際に起こってくる重要なことがらである、と実験的に証明したのが、リシェーというフランスの学者です。

彼はまたアナフィラキシーという言葉をこの現象に命名した人でもあります。

アメリカの政治って?・・・その4

上院と下院が有する権限は原則的には平等ですが、しかし下院には歳入、歳出法案に関して先議権が与えられています。

これに対して、上院には下院にない重要な二つの権限が与えられています。

それは条約批准権および官職任命同意権です。

この意味でアメリカの上院は、下院が保有しない重要な行政的権限を専有することにより、世界でも最も強力な上院の一つであるといわれています。

アメリカの政治って?・・・その3

連邦議会ですが、それは上院と下院の二院から構成されており、上院は各州平等に二名ずつ、六年の任期でもって選出され、二年ごとにその三分の一が改選されます。

現在五十州あるので、百名の定員です。

一方下院は、各州の人口に比例して二年の任期でもって選出され、定員は四百三十五名だそうです。

連邦議会には英国や日本のような解散制度はなく、上院議員は州単位の予備選挙によって、また下院議員は選挙区単位の予備選挙によって、おのおのの党を代表する候補者として指名を受けて本選挙に出馬します。

そして事実上、上下院ともに一人一区の小選挙区制となっています。

アメリカの政治って?・・・その2

立法、行政および司法の三権が相互に抑制と均衡を図る権力分立という制度は、ヨーロッパでは専制君主的な執行部の有する権力の抑制を意図したものであるのに対し、アメリカではそれが執行部=大統領の権力乱用を抑止するというより、むしろ立法府、とりわけ連邦下院の行き過ぎを阻止する目的で導入され、制度化された点に留意する必要があります。

それは具体的には、連邦議会を二つの院に分け、下院よりも任期の長い上院に広範な権限を与えて下院を牽制させ、また司法権の優位によって連邦議会の立法権を抑制すると同時に、大統領をして連邦議会による支配から独立させ、これに強力な権限を与えています。

アメリカの政治って?・・・その1

アメリカは最も徹底した権力分立制を採用している国です。

確かに連邦憲法には、立法、行政および司法の三権が独立しなけれぽならないという規定は見当たりません。

しかし連邦憲法第一条第一節には、この憲法によって与えられる一切の立法権は上院および下院で構成される議会に属します。

また第二条第一節には、行政権は大統領に属すると定め、さらに第三条第一節では、司法権は一つの最高裁判所に属すると規定され、政治機構上これらの三部門の分立―独自性が保持される仕組みとなっています。

好きです3

ある朝、目をさますと、ベッドのそばに小さな赤いライオンがいました。

ラチは小さなライオンを馬鹿にしますが、その赤いライオンは、またたくまにラチを負かしてしまいます。


そしてラチが強くなれるように、毎朝いっしょに体操をはじめました。

そしてラチはだんだん弱虫から抜け出します。

ラチは赤いライオンがいつもいっしょにいてくれるから心丈夫です。


ある日、のっぽのいじめっ子にボールをとられてしょんぼりしている友だちを見て、ラチはボールをとりかえす決心をし、のっぽにたち向かってゆきました。

ライオンがついているから大丈夫でしょうか。


その結末は、お子さんといっしょに確かめてください。

これはハンガリーのお母さんが作った傑作です。

好きです2

「強くなりなさい!」「元気を出しなさい!」と子どもに言葉を投げかけるより、まず子どもを膝に抱いて、『ラチとらいおん」を読んでやってください。


あるところにラチという男の子がいました。

ラチは世界中でいちばん弱虫です(実はたくさんの子どもが、自分はとても弱虫だと思いこんでいます)。

ラチは犬が怖い。

暗い部屋へひとりでは入れない。

友だちと遊ぶのも苦手です。

だから仲間はずれにされています。

泣き虫です。

好きなのはひとりで絵本を見ること。

とくに絵本に描かれている強そうなライオンにとてもひかれています。

好きです

マレーク・べ□二力文・絵/とくながやすもと訳/福音館書店刊

お母さんやお父さん。

皆さんは赤い小さなライオンをお持ちですか?

それを持っていると、怖いものなんかなにもないと感じるようになるのです。

そのライオンを持っていると、子どもも「自信」というふしぎな力を持つのです。


幼い子どもたちにとっては、自分をとりまいているものはすべて大きなもの、強いもの、ときには怖いものに思われます。

巨人の国へ行ったあのガリバーのようなものです。

初めて出会うものであったり、経験したことのないことばかりで、いつも不安や怖れを感じることばかりです。


そんな気持ちの子どもたちを、力づけ、安心させ、勇気づけてくれる、とてもふしぎな絵本があります。

おもしろいです3

おもしろいのはこの物語のなかで、コールテンくんがたびたび繰り返す「ぼく、ずっとまえから○○したいなあっておもってたんだ」というひとり言です。

これは子どもの気持ちをとてもよくとらえていて、読者の子どもの共感をかきたてます。

気持ちが通いあうことは、相手の気持ちを感じとることであり、また自分の気持ちにも気づくことです。

触れたり撫でたりして手をだせぬ機械的な映像体験では、子どもの人としての感情は深まりません。

絵本は大人と子どもとが一緒に手でページをめくり、読み手の語る言葉で子どもを抱いて、楽しみを共にすることが最高なのです。

おもしろいです2

近ごろはわざとらしい、大人向けに手練手管を見せようとして、子どもにとっては親しみにくい絵本をよく見るのですが、この物語と挿絵はドン・フリーマンがともに手がけていて、文と絵とに違和感がまったくなく、とても素直に共感できる世界を見せています。

子どもはぬいぐるみがとても好きなのです。

それはなによりもぬいぐるみの手ざわりや肌ざわり、そして撫でる時の感触が子どもの気持ちをくすぐり、やさしくするからでしょう。

子どもにとって触るとか撫でるといったことは、感覚をいきいきとゆたかにすると同時に、気持ちと愛を育てます。

それをいちばんよく体験しているのは赤ちゃんでしょう。

ぬいぐるみはかつて赤ちゃんのときに体験した、あのやさしい愛撫の感触を深いところでよみがえらせているのかもしれません。