旅の日記です 6
しかし財布が見つかった途端に私は図々しくなった。
札幌駅まで取りに行かなければならないのは不親切ではないか。
途中の駅で下り列車の車掌に預けて届けてくれないかと思いました。
たとえ最速の時間でそれが行われても、すでに根室本線と富良野線に乗るのは無理になっていましたが、いまから札幌まで行ってまた旭川に戻ってくるのは、いかにも無駄足です。
今回の場合、私はただの旅行者だからかまわないのかもしれないが、出張の場合や急を要する人であればどうするのかと思います。
だが駅員は、それはできないと言いました。
中身は大金の入った財布であるから小荷物のように扱うわけにはいかないといいます。
また札幌駅できちんと私の財布であるかを確認してから渡す必要があるそうです。
なぜそこまで被害者である私が疑わなければならないのかとも思いましたが、考えてみると私は加害者でもあったわけです。
財布を落としたのは私の過失であり失態でした。
JR側には何の責任もないのです。
それでも親切に探してくれて、ちゃんと保管して届けてくれるのです。
感謝こそすれ文句をいえる筋など全くないのでした(´・ω・`)